うつ病の一種「双極性障害」の症状や原因を把握し改善へ一歩踏み出す

原因を知る

医師に相談する女性

うつから始まる

双極性障害は、うつが原因で発症することが多いとされています。うつの状態が続いたり、繰り返されたりすることで、うつが躁へと変わり、ただのうつ病ではなかったと発覚するのです。うつの発症が急に起こったり、うつの症状が重症であったり、うつが精神病の症状を伴っていたりすると、双極性障害の可能性が高いとされています。

遺伝的な原因

双極性障害が発症する原因の一つに「遺伝」が関係していると考えられています。一つの遺伝子による遺伝病ではなく、遺伝子がいくつか組み合わさって発症する病気であるとされています。しかし、双極性障害は遺伝のみで発症するとは考えられていません。そのため、遺伝以外にもほかに原因があるとされています。

環境的な原因

日常生活を過ごす環境や、その中で受けるストレスなどが原因となり発症することもある、と考えられています。しかし、これがどのような家庭を経て発症に繋がるかはわかっていません。だからといって、双極性障害を発症したときの環境やストレスをそのままにしておくことは望ましくありません。生活環境を見直し、ストレス解消を行い、再びストレスを受けることはないよう、自分自身をケアしていくことが大切です。

発症しやすい性格

双極性障害を発症しやすい性格として、「社交的」、「心配りができる」、「ユーモアがある」などが挙げられます。この性格に心当たりのある人は、ほかの人に比べ双極性障害を発症する可能性が高いため、十分な注意が必要です。

双極性障害は躁うつ病と呼ばれていた精神科の病気です。

双極性障害は、気分が高まる躁の状態と逆に低下するうつ状態の両極端な症状が周期的にあらわれる病気です。躁状態では、軽い場合は睡眠時間が短くても元気いっぱいで、創造性が高まり楽観的で幸福感に充ちた感情などがあります。病気が進むと多弁になったり、物事に集中できない、自分が偉大だという気持ち、非現実的な信念、異常な衝動性、無謀な行動、妄想や幻覚などの症状が出てきます。 双極性障害のうつ状態では、自分の無価値感、虚無感、悲壮感、絶望感、罪悪感、神経過敏や記憶障害などがあり、いつも落ち着きが無く物事に対する興味や喜びを失います。また強い疲労感、食欲不振、体重変化、睡眠障害などの身体的変化を伴うことも多く、重い場合は自死を考えます。